月村了衛の月録

小説家 月村了衛の公式ブログ        連絡先 fidenco@hotmail.co.jp 

無防備都市 禿鷹Ⅱ

文春文庫8月3日発売の『無防備都市 禿鷹Ⅱ』の解説を書きました。 言わずと知れた逢坂剛さんの禿鷹シリーズ2作目で、文庫新装版となります。 ハードボイルド派の大先輩の作品であり、前回の文庫化時、碩学の諸氏によって解説され尽くしておりますので、今…

現実の進行速度 『香港警察東京分室』

『香港警察東京分室』第三回ゲラのチェック終わり、先ほど編集部に返送したところです。 (第一回は現在発売中の「STORY BOX」六月号に掲載されています) これまで私は作家として、現実との追いつ追われつのデッドヒートを繰り返して参りましたが、ここまで…

追悼

昨年末くらいから私にとって思い入れの深い、御恩のある多くの方々が亡くなっている。 そのつど追悼文を書こうと思うのだが、ショックが大きすぎて手を付けられずにいるうちに、また別の方が亡くなるという繰り返しで、とうとう何も書けずに今日に至ってしま…

『香港警察東京分室』

STORYBOX6月号(5月20日発売号)より連載開始。 乞御期待。

『脱北航路』関連ページ

幻冬舎plusの著者インタビューや試し読み等のページを以下にまとめておきます。 著者インタビュー https://www.gentosha.jp/article/20853/ 書店員様ご感想(多謝!) https://www.gentosha.jp/article/20898/ 試し読み(第一回~第四回) https://www.gento…

『脱北航路』インタビュー

幻冬舎プラスのサイトに私のインタビューが掲載されています。 https://www.gentosha.jp/article/20853/ 作品のテーマに関する部分はもちろんですが、 「テクノスリラーに興味はない」 「各国政府が会議しているシーンなどはこの作品には不要」(という意味…

『脱北航路』試し読み2

◉第2回目 https://www.gentosha.jp/article/20785/ ◉第3回目 https://www.gentosha.jp/article/20786/ 第4回は明日アップの予定です。 何卒よろしくお願いいたします。

『脱北航路』試し読み

本日発売となりました『脱北航路』 幻冬舎plusのサイトから試し読みができます。全四回です https://www.gentosha.jp/article/20784/ ※以降、試し読みは 第2回目 4月15日(AM6:00) 第3回目 4月17日(AM6:00) 第4回目 4月19日(AM6:00) を予定しています。…

『十三夜の鬼』最終回

昨日脱稿。修正作業はこれからです。 必要があってみずほ銀行を検索しようとしたら、 「水野忠邦」ばっかりサジェストされました。 長編を連載しているとこういう現象が起こります。 今は「はん」と入力しただけで 「犯罪対策部」とか「半グレ」とかのオンパ…

『半暮刻』

新連載『半暮刻』(はんぐれどき) 来週月曜、 4/4発売の「週刊大衆」4月18日号よりスタート。 乞御期待。

地底の魔術王

四月二十六日、新潮文庫より発売される『地底の魔術王 私立探偵明智小五郎』の解説を執筆致しました。 言わずと知れた少年探偵団シリーズの一冊で、今さら私如きが解説する要は何もなく、並み居る研究者を差し置いて書ける筈はさらさらなく、一旦はお断りを…

『脱北航路』

タイトルからも明らかなように、 王道にもほどがあるだろうという、正統的正統派正統海洋冒険小説。 「現代では冒険小説の定義は失われている、もしくは読者の間で共有されていない」というのは私のかねてよりの持論ですが、様々な問題を含むジャンル論はい…

シャーロック・ホームズの建築

新刊情報でこんな本を見つけた。今日はいい日だ。 2/22、エクスナレッジから刊行予定。 〈案件の先生〉こと北原尚彦さんの案件というか著作である。 (ちなみに、北原さんは『北原案軒』に改名するといいのでは、と密かに考えている) 人並みにホームズ好き…

第68回江戸川乱歩賞・第一回警察小説新人賞

第68回江戸川乱歩賞の締切は一月末日、第一回警察小説新人賞の締切は二月末日です。 どちらも新しいすぐれた作品との出会いを心待ちにしております。 どうか奮ってご応募下さい。 乱歩賞選考委員の任期は四年(日本推理作家協会代表理事を除く)で、 私は今…

ジョン・ウォーターズの地獄のアメリカ横断ヒッチハイク

訳者の柳下毅一郎さんから献呈頂きました。 マストバイの映画本。 佐藤重臣さんがやっていた新宿の黙壺子フィルム・アーカイブで 『ピンク・フラミンゴ』『フリークス』の二本立てを観たときのことは忘れられません。映画館なのか倉庫なのか分からないような…

『白骨街道』の表紙

例の「月村作品表紙コワすぎ問題」ですが、『白骨街道』に関しては 「思ったより恐くない」「作品に合っていて良い」「とても素晴らしい」等々 ご好評を頂いておりますが、実は―― 私が一押しの表紙候補写真が他にございまして、早川書房社内の皆様のご意見を…

よしなしごと

・ラードナー警部の本名であるマクブレイドのMac(Mc)は、オフィーニーのO'などと同じくアイルランド人特有のゲール由来の家名で、「○○の子孫」を示す接頭語です。 よく間違えられるのですが、マクブレイド(McBlade)であってマクブライド(McBride)では…

ミステリマガジン2022年1月号

11/25発売のミステリマガジン2022年1月号に 過日八重洲ブックセンターで行なわれたオンライントークショーが誌上採録されることとなりました。 (追加での視聴はやはり難しいようです。申しわけありません) またた明日12日夕方更新予定の早川書房のnoteでそ…

webサイン会

『ビタートラップ』刊行を記念して三省堂池袋本店でwebサイン会が開催されます。 振るってご参加下さい。 詳細は下記リンク先でどうぞ。 http://ikebukuro.books-sanseido.co.jp/events/6402

気がつけば

十月も中旬に入っているではありませんか。 (九月って実質三日くらい?) 新作『ビタートラップ』、見本が届きました。 十月二十九日頃発売です。 www.hanmoto.com

『十三夜の鬼』

「小説すばる」11月号より連載開始。 現在第2回執筆中。 乞御期待。

トークショー補遺2

53'44"あたり、 「影の助っ人が四人目、というのは執筆途中で思いついた」という意味のことを言っていますが、これは私の完全な記憶違いであることに気がつきました。 監修者の皆様を交えた最初の打ち合わせの際、「傭兵、元刑事、テロリストに続く職業とし…

未亡旅団

通販サイトのいくつかで品切れ・もしくは取り寄せの状態が続いているようです。 特にAmazonでは価格が高騰していますが、 間もなく増刷分が行き渡ると思いますので、定価でお求め頂くことをお勧めします。

トークショー補遺1

トークショー配信、45'30"あたりで 「アリババグループの創設メンバーを十六羅漢と呼ぶ」は「十八羅漢」の言い間違いです。 また、 「ディズニー最初期の功労者であるスーパーアニメーター達をゴールデンなんとか」 は私の記憶違いで、正しくは「ナイン・オ…

オンライントークショー

すでにご覧になった方もいらっしゃるようです。 私も配信前にチェックしましたが、言い間違い、記憶違いが何ヶ所か見受けられたので、おいおいこのブログで訂正、補足していこうと思っています。 それにしても、システム上やむを得ないとは言え、ご覧になれ…

オンラインイベント

『機龍警察 白骨街道』発売を記念して オンラインイベントが開催されます。 私がどこまで口を割るか、尋問する担当官には 『未亡旅団』における由起谷なみの覚悟が求められていると申せましょう。 詳細は以下をご覧下さい。 https://www.yaesu-book.co.jp/ev…

試読版

『機龍警察 自爆条項』完全版・上巻の拡大(増量)試読版が八月十四日より 主要電子書籍ストアで配信開始されるそうです。 (早いところではすでに開始されているようです) 詳しくはこちらにて。 期間限定!『機龍警察 自爆条項〔完全版〕上【無料拡大お試…

書評七福神 6月度ベスト

月に一度の更新が楽しみな「書評七福神」。 今回はとても珍しいことに七人のベストが全部違う。 それだけ豊作であったということだろう。 執筆のため家から一歩も出られない日が続いていて、 昔のように毎日書店を覗けないため、本の購入は 長年つちかった勘…

ベスト・エッセイ2021

昨年「一冊の本」に寄稿しました巻頭随筆『書棚に関する回想から』が 「ベスト・エッセイ2021」(日本文藝家協会・編 光村図書出版・発行) に収録される運びとなりました。 これは嬉しい。とても栄誉なことであると本人は悦に入っております。 なにしろ一年…

映画秘宝8月号

「劇場復興応援企画・映画館に行こう」特集ページに寄稿しています。 現在上映中の作品で私が最も行きたいのは『サスペリアPART2』で、あの作品こそ映画館の大音響で観たいものです。既発売のソフトだと怖さも半減でした。 しかし実際には、仕事に追われて映…