以前にも書いたことだが、数年前までは毎年その年に手掛けた作品を詠み込んだ和歌か漢詩を作って年賀状としていた。 ほとんど半日仕事なので、現在はとても手が回らない。 昨年からは申し訳ないことに頂いた賀状に返信するのが精一杯になってしまった。 返信…

先日、小学館「ＳＴＯＲＹ ＢＯＸ」誌に寄稿したエッセイが ｗｅｂでも読めるようになりました。http://www.shosetsu-maru.com/storybox/lunch/1お口に合うかどうか分かりませんが。

今野敏・柴田よしき・西上心太・杉江松恋による選考の結果、二作が入選となりました。 入選作は 琳「『都市伝説パズル』と後期クイーン的問題」 野地嘉文「もうひとつのモダーン・ディテクティヴ・ストーリイ――『乱れからくり』論」 です。琳さん、野地嘉文…

ながらくお待たせを致しました、 ２０１８年１月１２日、文藝春秋よりついに刊行となります。「週刊文春」に連載した同名作品を加筆修正の上まとめたものです。前作『コルトM1851残月』とは内容的なつながりはありません。 ノワールであった『残月』とはがら…

第一線の作家・書評家による厳正なる審査の結果、 第一回の入選作が先頃決まりました。 入選作は選評と共に全文が協会ＨＰに掲載される予定です。募集は来年六月まで三か月ごとに続けられます。 次回締切は本年十二月末ですので、奮ってご応募のほどを。 詳…

小学館の「ＳＴＯＲＹ ＢＯＸ」誌にエッセイを寄稿しました。 現在出ている１１月号です。 最寄りの書店でお手にとって頂けると幸いです。 何卒よろしくお願い申し上げます。

まずはノーベル文学賞おめでとうございます。何を隠そう、私、カズオ・イシグロと直接お話ししたことがございます。 イシグロ（呼び捨てのようですみません）は数年前、早川書房副社長の仲人をつとめられまして、私はその結婚式に招待されたのでした。 藤井…

昨日無事終了致しました。 ご来場の皆様には心より御礼申し上げます。 さすがに疲労困憊ですが、皆様から頂いた御手紙、御菓子、コーヒー等を 励みに、よりよい作品執筆に邁進する所存です。ありがとうございました。

・作者も驚くほど各方面からご好評を頂いております「機龍警察」シリーズですが、 『暗黒市場』以降の［完全版］はありません。 もう何度目になるか分かりませんが、改めて明言致します。 安心して単行本をお求め下さい。・「週刊ポスト」連載中の『東京輪舞…

「週刊新潮」来週発売号より連載開始。 現在発売中の今週号に、新連載に当たっての「著者の言葉」が掲載されています。何卒よろしくお願い申し上げます。

台風の迫る中、お運び下さいました読者の皆様に心より御礼申し上げます。 また素敵な贈り物や御手紙、ありがとうございました。 読者の方と触れ合える時間は私にとりましても大変貴重なひとときでした。 温かく迎えて下さいました名古屋、大阪、そして広島、…

やります。行きます。詳しくは早川書房のサイトをご覧下さい。 http://www.hayakawa-online.co.jp/new/2017-09-06-130624.htmlご参加をお待ちしております。 どうぞよろしくお願いします。

来週刊行の『機龍警察 狼眼殺手』ですが、 連載時の感覚からすると「長篇としては今までで一番短い」と思っていました。 しかしゲラにしてみたら、なんと今までで最長だったから驚きましたね。 加筆前の状態で、これまで最長だった『自爆条項［完全版］』の…

『狼眼殺手』発売まであと一か月を切っていることに 今気づきました。

洋泉社・別冊「映画秘宝」編集部様よりご恵贈頂きました。 超多忙な折に送られてくると最も困る本。 一旦ページを開くと、もうそこは謎と浪漫と土俗怨念渦巻く異界・岡山県は鬼首村。 気がつけば数時間が消滅しているという怪現象が。 奥付を見ると［協力］…

仕事柄、編集のかたとはよくお会いしますが、 各社の女性編集者の方々にお目に掛かると、 先日刊行した『追想の探偵』を、 皆様かつてないくらいに熱く語って下さるので 正直びっくりしています。 曰く、「刺さる」「身に染みる」「励まされる」「落ち込んで…

日本推理作家協会では、創設七十周年記念事業の一環として 広く評論・書評の原稿を募集します。 詳細は日本推理作家協会のＨＰにありますお知らせの欄を御覧下さい。 http://www.mystery.or.jp/この募集は当面、定期的に続けられる予定ですので、 次代を担う…

次号の「週刊ポスト」（六月五日発売号）より、 新連載『東京輪舞』スタート。乞御愛読。

『機龍警察』を刊行するに当たって、近未来という陳腐なイメージに回収されるのをおそれ、 〈至近未来〉なる言葉を自分で作り出した―― 今日までことあるごとに自らあちこちのメディアで繰り返してきた文言である。しかし、時代はすでにそんな小手先の言葉す…

光文社文庫・六月発売。 自信作です。どうかよろしくお願いします。

先日の日本推理作家協会賞選考会で初めてお会いした。 （麻耶さんは長篇部門の選考委員で、私は短篇部門・評論その他部門の立会理事）御挨拶したところ、麻耶さんの第一声が 「ワるきゅーレ観てました！」 だったのに心底驚く。まさに意表を衝く叙述。 好感…

『追想の探偵』特設ページできました。 http://www.futabasha.co.jp/introduction/2017/TOT/試し読みもできますのでよろしければ御覧下さい。

四月二十二日発売の「オール讀物」五月号 池波正太郎特集で 春日太一さんと〈江戸の暗黒街〉について対談しております。 宜しければご一読を。

「ＷＥＢほんのひきだし」に 『追想の探偵』に関するエッセイが掲載されております。 ご一読頂けると幸いです。 http://hon-hikidashi.jp/enjoy/26410/

今月19日に刊行予定。 双葉社創立70周年記念作品。 日本推理作家協会創設70周年念作品。

近頃話題のキングコングと言えばもちろんマダム・ピラニアの浜美枝ですが、 その写真を見ていて、「こういう顔の日本人女性は割といるなあ」 などと高尚な思索にうっかり耽ったばっかりに、 「あっ、田中真紀子もこのタイプだ！ しかも割と似ている！」 とい…

えー、女房てのはあれですな、わたくしが机の前でうんうん唸りながら仕事してるときに限ってよけいなことを言ってくるもので。 「ちょいとおまえさん、子供が長靴濡らして帰ってきたもんだから、乾かそうと思って新聞を詰めようとしたんだけど」 「うるせえ…

四月二十一日、双葉社より刊行。キーワードは〈日常のハードボイルド〉。 ヒロインは雑誌編集長。ただし部員はゼロの零細出版社。なので社名は黎砦社。ヒロインには実在のモデルあり。取材条件は実名非公開。 各エピソードも極力実在のものと変えるように配…

「映画秘宝セレクション」第二回配本のうち二冊をご恵贈頂きました。 もう一冊は『平成特撮世代』でこれも面白そうなのですが、 私には真魚八重子さんのこちらが優先度ＭＡＸ。 間違いなく第二回配本の目玉でしょう。 今後も大いに楽しみです。……それにして…

明日（二月二十日）発売号に、 『土漠の花』に関するインタビューが掲載されます。 ご一読いただければ幸いです。