月村了衛の月録

小説家 月村了衛の公式ブログ        連絡先 fidenco@hotmail.co.jp 

『欺す衆生』

8月27日発売予定。新潮社刊。 以前より公言していますが、私は『東京輪舞』から小説家として言わば第二期に入ったと自覚しています。 『悪の五輪』に続く第二期の三作目は、『欺す衆生』。 昨年「週刊新潮」に連載した作品。 クライマックスからラストま…

東京オリンピックを舞台にした小説ランキング

HONTOの特集企画「東京オリンピックを舞台にした小説ランキング」で、拙作『悪の五輪』が 「昭和の部」第一位 「昭和・令和総合部門」第三位 に選ばれました。 詳細はJ-CASTの記事からご覧頂けます。 https://www.j-cast.com/trend/2019/06/19360345.html?p=…

がっかりさせたらごめんなさい

私が『機龍警察』の打ち合わせで「みどライザ」と言っていたのは、単にいちいち『緑とライザ』と言っていると長いからにすぎません。(複雑な打ち合わせほど効率化が必要なのです) ですので、CPを意味しているのではないのですが、その呼称をファンの皆さ…

『機忍兵零牙』新装版刊行

六月二十日より全国書店にて開催される早川書房のフェアに関連して、 昨年SFマガジンに収録されたインタビューがウェブ上に再録されました。 未読の方はこちらからどうぞ。 https://www.hayakawabooks.com/n/n179ebde4759a (そして『機忍兵零牙』もよろし…

デス・スモウ2019年

いよいよか―― 土俵に上がった力士は、横目で枡席の方を見た。 その日のために設置された椅子に座ったトランプが、馬鹿のような薄笑いを浮かべてこちらを退屈そうに眺めている。 国技たる相撲の伝統からすれば、絶対にあってはならぬ光景であった。 この日の…

現代ビジネス『悪の五輪』インタビュー

刊行中の『悪の五輪』に関するインタビューが 「現代ビジネス」に掲載されています。 webでご覧になれますので、 よろしければお目通しの程を。 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64589

2019.5.16『悪の五輪』

来週の木曜、五月十六日、『悪の五輪』いよいよ刊行。 私の元にはすでに見本が届いております。 関連インタビューを受けた後で、「これはエルロイの手法でもあるのではないか」と気づきました。 暗黒のアメリカ近現代史を扱ったジェイムズ・エルロイの諸作に…

第72回 日本推理作家協会賞 決定

第72回 日本推理作家協会賞選考会において、下記のように決定しました。・長編及び連作短編集部門 葉真中 顕 『凍てつく太陽』(幻冬舎)・短編部門 澤村 伊智「学校は死の匂い」(野性時代 2017年8月号)・評論・研究部門 長山 靖生『日本SF精神史【完全版…

『悪の五輪』刊行記念トークイベント

『悪の五輪』(5月14日・講談社刊)刊行を記念して、 5月30日(木)、八重洲ブックセンター本店にて トークショーを開催致します。 お相手は時代劇・日本映画研究家の春日太一さん。 詳細は下記をご参照下さい。 https://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/1…

男根

骨折のリハビリをかね、足を引きずりつつ久々に書店へ。 新刊の平積みを見ていると、『男根』なる本が目に飛び込んできた。 山根明・元日本ボクシング連盟会長の著書である。 如何にもなタイトルというべきであろうが、それにしても大胆というか、思い切った…

メランコリア(上・下)

道満晴明著。集英社刊。 傑作。 ごく短い掌編をまとめ上げ、更には独自のスパイスを読者の舌に残す手腕と資質は、星新一に最も近いと思うが如何。

東芝COCOM事件

拙著『東京輪舞』は作者の創造によるフィクションであり文芸作品ですが、作中には実在の人物が多数登場します。当然ながら執筆に当たっては編集部と相談しながら充分に配慮致しました。 「1986 東芝COCOM違反」の章に登場する、事件の告発者・熊谷一夫…

麻雀放浪記2020

無事上映されるようで大変結構なことだと思います。 なんだか東映の英断みたいな「イイ話」として語られているようで、そのこと自体に別に異論はないのですが、私には 「もうでけとるシャシンがもったいないやろが! 今劇場(コヤ)にかけんでどうするんじゃ…

骨折

急遽決定せし『天兆五輪百合爛漫腑衛啊』の為、長年手を付ける事さえ叶わなかった『機忍兵零牙』の修正に着手せり。 (早川書房『世界の百合似非衛府大全』より) 元来電子版作成の為の修正であった筈が、この機に乗じて新装版刊行の運びと成りしは誠に重畳…

第72回 日本推理作家協会賞候補

第72回 日本推理作家協会賞の候補は以下の通りです。 【長編および連作短編集部門】『雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール』 呉 勝浩(光文社)『凍てつく太陽』 葉真中 顕(幻冬舎)『それまでの明日』 原 尞(早川書房)『ベルリンは晴れてい…

『悪の五輪』

1964東京オリンピックの背後で蠢く悪の世界―― 「小説現代2019年5月号 特別編集 吉川賞特集」 にて一挙掲載。 ムック(書籍コード)での発売になります。 発売日は4月11日予定。 単行本『悪の五輪』 5月14日発売予定。 昔も今も、オリンピックにゃ悪が棲む。

週刊ポスト 2月15・22日号

本日発売の『週刊ポスト』で、 新元号についての記事に寄稿しています。 お目通し頂ければ僥倖です。

兄貴の名言

ふと思いましたが、何かの作品を薦められて、 「機会があれば読みたい」とか言っている人は、 まず大抵は読まないし、そもそも読む気がない。 なぜなら! 真の読書人は!!!!! 「『読みたい』と思ったときには、すでにもう 『買ってる』からだッ!!!!…

日本推理作家協会 新年会

本日(一月二十八日)日本推理作家協会の常任理事会・理事会の後にホテルメトロポリタン・エドモントにて、 新年会が催されました。 代表理事・今野敏の挨拶、幹事・東野圭吾による乾杯の音頭に続き、今年度からの試みとして、 新人作家による自作のプレゼン…

本の窓 1月号

小学館「本の窓」1月号の「自著を語る」のコーナーに 『東京輪舞』について記しました。 ご覧頂ければ幸いです。

ノーパン

このところノーパンでのたうち回っている。 それこそ毎日ノーパン、ノーパン、ノーパンである。 七転八倒と言っていい。ノーパンで。 ここがノーパンのふんばりどころか。 実につらいが、耐えるしかない。 今後も真剣にノーパンをやり続ける覚悟である。 ノ…

ラマン

現在発売中の「小説すばる」一月号に 写真コラム「作家の目」を寄稿しております。 謎のキーワード〈ラマン〉 その意味するものは果たして何か。 解答は同誌をご覧下さい。

『奈落で踊れ』

「週刊朝日」12月25日発売 新年合併号より連載開始 ノーパンです。

刑事コロンボ トークイベント

町田暁雄・編著『刑事コロンボ読本』刊行を記念して、 来年1月12日にジュンク堂池袋本店にて町田暁雄さんと トークイベントを行ないます。 ふるってご参加のほどを。 https://honto.jp/store/news/detail_041000030169.html

『暗鬼夜行』

「サンデー毎日」12月11日発売号より連載開始。 学校の地獄は職員室に在り

緊急入院

[唐突な報告] 一週間以上にわたって緊急入院を余儀なくされていた私であったが、本日無事退院を果たした。 それはいいとして。 なにしろ緊急入院なので、用意は何もしていなかった。 ただ悪い予感がしたので、刊行時に買ったまま積んであった米澤穂信さん…

週刊ポスト 今週号

現在発売中の「週刊ポスト」11月9日号に、『東京輪舞』のレビューと私のインタビューが掲載されています。 よろしかったら是非ご覧下さい。

『東京輪舞』特設サイト

『東京輪舞』特設サイトが開設されました。 https://www.shogakukan.co.jp/pr/rondo 是非ご覧下さい。 私のインタビュー動画もございまして、 映像内に「現実が後ろから肩を叩く」という例のフレーズが出て参りますが、本来はその後に「と、いつも言っている…

『東京輪舞』見本到着

『東京輪舞』本日見本できあがりました。 皆様の御期待に添える出来かと存じます。 角栄「うむ、仕事の早いは実に結構。よっしゃよっしゃ」 発売日ですが、少し早まったようで、23日に取次搬入とのことですので、25日までには全国で販売される予定です。何卒…

帯の下に潜みし者

『東京輪舞』、AMAZONでも書影が出ました。 帯付きと帯なしの2バージョン。 帯も大変イイ感じに仕上がっておりますが、それを取ってみると、下にプーチンとゴルバチョフが隠れているという趣向です。 英国での元スパイ暗殺未遂事件でお馴染みGRUも絶賛暗躍す…