月村了衛の月録

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真夏の転居

未だ段ボールの山に埋もれての生活。
ようやく整理に掛かってみれば、書棚のあちこちにとんでもない傷が。
大手引っ越し業者のお兄さんもさすがに本の多さにキレたのか。


思い起こせば昔ひばりヶ丘から越すときには、当日のスタッフがブチ切れて
「段ボールが全然足りない!」とか「見積もりをした営業に文句言っとけ!」とか
その場から会社に電話して怒鳴っていた。
(まだ携帯電話のない時代でしたが)
当時はLDの時代であったから業者の方も大変であったと思う。
LDはもうそれはそれは腰が抜けるほど重いのだ。
自分で自分のコレクションに殺意を覚えるくらいである。
DVDの時代になって徐々に手放し、今では段ボール二箱分くらいに減らした。
(まだ持ってるんかい! と取りあえず自分自身にツッコンで)

考えてみれば真夏の転居は初めてだ。
今までの引っ越しに比べると本の数は半分以下だと思うが、
連日の猛暑と来たらもう……