月村了衛の月録

小説家 月村了衛の公式ブログ        連絡先 fidenco@hotmail.co.jp 

『悪の五輪』

1964東京オリンピックの背後で蠢く悪の世界――
 
小説現代2019年5月号 特別編集 吉川賞特集」
にて一挙掲載。
ムック(書籍コード)での発売になります。
発売日は4月11日予定。
 
単行本『悪の五輪』
5月14日発売予定。
 
昔も今も、オリンピックにゃ悪が棲む。
 

兄貴の名言

ふと思いましたが、何かの作品を薦められて、

「機会があれば読みたい」とか言っている人は、

まず大抵は読まないし、そもそも読む気がない。

 

なぜなら! 真の読書人は!!!!!

「『読みたい』と思ったときには、すでにもう

『買ってる』からだッ!!!!!!!!!

オレたちには、本と出会う『栄光』の機会は一度きりだという『覚悟』があるッ!

そこら辺のSNSで『機会があれば』『文庫になれば』と慰め合ってるようなマンモーニとはわけが違うんだッ!

いいかッ! 真の本読みはッ!

『読みたい』と心の中で思ったならッ!

そのときスデに購入は終わっているんだッ!

だから『機会があれば』なんて言葉はねえ――ッ!!!」

          by プロシュート兄貴

 

日本推理作家協会 新年会

本日(一月二十八日)日本推理作家協会の常任理事会・理事会の後にホテルメトロポリタン・エドモントにて、

新年会が催されました。

代表理事今野敏の挨拶、幹事・東野圭吾による乾杯の音頭に続き、今年度からの試みとして、

新人作家による自作のプレゼンテーションが行なわれました。

これは新人と各社編集との幅広い出会いを企図したもので、サンプルとして用意された単行本・プルーフ(ゲラ)は、その作家に興味を抱いた編集者に渡され、忽ちなくなりました。

なにしろ初の試みですので、今回は「2018年に新人賞受賞」もしくは「2018年に受賞作が刊行」された方が対象となりました。

11名の方が参加を希望され、各人の熱いスピーチに会は大いに盛り上がりました。

 

今回参加された11名は次の方々です。(アイウエオ順)

 

赤松利市(大藪春彦新人賞)

犬塚理人(横溝正史ミステリ大賞優秀賞)

井上ねこ(「このミステリーがすごい!大賞」優秀賞)

岩井圭也(野生時代フロンティア文学賞

倉井眉介(「このミステリーがすごい!大賞」大賞)

斉藤詠一(江戸川乱歩賞

酒本歩(ばらのまち福山ミステリー文学新人賞)

田村和大(「このミステリーがすごい!大賞」優秀賞)

辻寛之(日本ミステリー文学大賞新人賞

名倉編(メフィスト賞

八島游舷(創元SF短篇賞)

 

皆様の受賞をお祝い申し上げますとともに、

各社編集者との幸せな出会いをお祈りします。

ノーパン

このところノーパンでのたうち回っている。

それこそ毎日ノーパン、ノーパン、ノーパンである。

七転八倒と言っていい。ノーパンで。

ここがノーパンのふんばりどころか。

実につらいが、耐えるしかない。

今後も真剣にノーパンをやり続ける覚悟である。

ノーパンについて詳しくは25日発売の「週刊朝日」で。