月に一度の更新が楽しみな「書評七福神」。
今回はとても珍しいことに七人のベストが全部違う。
それだけ豊作であったということだろう。
執筆のため家から一歩も出られない日が続いていて、
昔のように毎日書店を覗けないため、本の購入は
長年つちかった勘に従って選び、通販サイトに頼るしかない。
今月の7冊はすべて予約購入済みだった。
「買い漏らし、見逃しがあるのではないか」という強迫観念が
(一時的に)解消され、心底ほっとする。
万一見逃していた本があった場合は、即座に発注するだけなのだが、
自分の目に狂いはなかったというささやかなる自己満足もまた愉しからずや。
書評七福神とは本当の神ではないかと思う今日この頃である。