月村了衛の月録

小説家 月村了衛の公式ブログ        連絡先 fidenco@hotmail.co.jp 

年末の近況

□現在私は、『香港警察東京分室』単行本用加筆修正作業の真っ最中です。

来年四月刊行予定。どうかお楽しみに。


□他にも連載中の作品が二本、新連載の準備が二本あるので、この月録の記事も書いている暇がなく、年を越す前にと慌てて記している次第です。

 

□当然ドラマを観ている時間もないわけですが(映画に行く時間はもっとない)、最近は配信の外国ドラマに面白そうなのが多くて困りますね。

国内ドラマはほぼ観ないのですが(単に視聴習慣がないだけです)、それでも時折アンテナに引っ掛かってくる作品があります。今年度は『エルピス』でした。私が今年唯一観た国内ドラマです。


□今年観た中で最も面白かった海外ドラマは『The Boys』でした。『ストレンジャー・シングズ』もよかった。しかし他の作品を殆ど観てないのにこんなこと書いてていいのかという気がしてきました。

 

□輸入盤BD『柳生一族の陰謀』の画質が思いのほかよかったので嬉しい(期待していなかったせいかもしれない)。

飢餓海峡』輸入盤BDはいつものARROW VIDEOの画質(にしても良くない)ですが、これはオリジナルフィルムの段階でわざと粒子を荒らしている作品なので、なんとも言い難い。

『総長賭博』輸入盤BDは発売延期で来年に持ち越し。こういうのこそクライテリオンが

出して欲しいのですが、そうはならないのが現実です。だいぶ前に出た国内盤DVDの画質は我が目を疑う酷さで、自国の文化に対する冒涜かと思いました。

『コーン・ヘッズ』『大災難P.T.A.』の輸入盤を注文した好事家は私以外に何人くらいいるのだろうか。『トップ・シークレット!』はすでに購入済みだが画質はDVDと大差なかった。

 

□前にも書きましたが(と書いたのも何度目か)このブログは最低でも月に一回は更新という義務感があるのでどうでもいい話をなんとか書いてみました。

「どうでもよくない話」もあるのですが、作家は作品で語るべきという主義なので、私は何よりも小説に全力を傾注する所存です。

 

□そういうわけで、来年もどうかよろしくお願い申し上げます。

それでは皆様よいお年をお迎えください。