2013-09-17 残月の郎次 嘉永六年。 廻船問屋三多加屋番頭、郎次。 実は江戸の裏金脈を支配する札差祝屋儀平一味の大幹部。 堅気の商人にして経済ヤクザ。 またの名を〈残月の郎次〉。 その懐に隠し持つは―― 『コルトM1851残月』 十一月、死闘開幕。