2013-01-29 再会 国書刊行会・伊藤嘉孝さんのご厚意で、東雅夫さんとの会食の席を設けて頂いた。 ほぼ三十年ぶりの再会に感無量。 『幻想文学』編集部の三畳間で微笑んでおられた東さんが、当時と変わらぬ優しさで接して下さった。 かつて幻想の沃野に降り立った貴公子は、今や幻想領土の領主である。 その間の三十年という時間が失われ、まるで『スローターハウス5』のように、自分はあの三畳間を訪れていた。