月村了衛の月録

小説家 月村了衛の公式ブログ        連絡先 fidenco@hotmail.co.jp 

トークショー補遺1

トークショー配信、45'30"あたりで

アリババグループの創設メンバーを十六羅漢と呼ぶ」は「十八羅漢」の言い間違いです。

また、

「ディズニー最初期の功労者であるスーパーアニメーター達をゴールデンなんとか」

は私の記憶違いで、正しくは「ナイン・オールドメン」です。

 

これらはいずれも、「十二神将」「人民解放軍八部衆」の名称に対するご意見への私の見解で、功績ある実力者集団をこのように呼称したりすることは世界中で実際にあることです。ましてや軍事の世界での噂レベルで、そうした言い方がなされないと断定する方が変だと愚考するのですが、如何でしょうか。

 

トークショー内で述べておりますが、「鬼機夫」も同様で、F1レーサーと普通のドライバーとでは能力や操縦技術に、いや、そもそもの素質に決定的な差異があることは言を俟ちません。それは機甲兵装についてもあるはずで、作品のリアリティレベルを損なうものではまったくないと考えています。

問題は一にかかってネーミングセンスで、私は人民解放軍から広まった符丁として「鬼機夫」は適切ではないかと考えました。

オンライントークショー

すでにご覧になった方もいらっしゃるようです。

私も配信前にチェックしましたが、言い間違い、記憶違いが何ヶ所か見受けられたので、おいおいこのブログで訂正、補足していこうと思っています。

 

それにしても、システム上やむを得ないとは言え、ご覧になれない方がかなりいらっしゃるようなので、なんとかできないか、機会があれば私の方から尋ねてみようと思っています。

気長にお待ち頂ければ幸いです。

オンラインイベント

『機龍警察 白骨街道』発売を記念して

オンラインイベントが開催されます。

私がどこまで口を割るか、尋問する担当官には

『未亡旅団』における由起谷なみの覚悟が求められていると申せましょう。

 

詳細は以下をご覧下さい。

https://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/20624/

試読版

『機龍警察 自爆条項』完全版・上巻の拡大(増量)試読版が八月十四日より

主要電子書籍ストアで配信開始されるそうです。

(早いところではすでに開始されているようです)

詳しくはこちらにて。

期間限定!『機龍警察 自爆条項〔完全版〕上【無料拡大お試し版】』リリースのお知らせ|Hayakawa Books & Magazines(β)

 

書評七福神 6月度ベスト

月に一度の更新が楽しみな「書評七福神」。

今回はとても珍しいことに七人のベストが全部違う。

それだけ豊作であったということだろう。

執筆のため家から一歩も出られない日が続いていて、

昔のように毎日書店を覗けないため、本の購入は

長年つちかった勘に従って選び、通販サイトに頼るしかない。

 

今月の7冊はすべて予約購入済みだった。

「買い漏らし、見逃しがあるのではないか」という強迫観念が

(一時的に)解消され、心底ほっとする。

 

万一見逃していた本があった場合は、即座に発注するだけなのだが、

自分の目に狂いはなかったというささやかなる自己満足もまた愉しからずや。

 

書評七福神とは本当の神ではないかと思う今日この頃である。

ベスト・エッセイ2021

昨年「一冊の本」に寄稿しました巻頭随筆『書棚に関する回想から』が
「ベスト・エッセイ2021」(日本文藝家協会・編 光村図書出版・発行)
に収録される運びとなりました。
 
これは嬉しい。とても栄誉なことであると本人は悦に入っております。
なにしろ一年間で各種媒体に掲載されるエッセイの数を考えれば、「ベスト・エッセイ」に選ばれるなど、途轍もなく狭き門でありましょうから。
 
発売は8月27日です。
何卒よろしくお願い申し上げます。

映画秘宝8月号

「劇場復興応援企画・映画館に行こう」特集ページに寄稿しています。

現在上映中の作品で私が最も行きたいのは『サスペリアPART2』で、あの作品こそ映画館の大音響で観たいものです。既発売のソフトだと怖さも半減でした。

 

しかし実際には、仕事に追われて映画館に足を運べぬ状態が続いております。

(言行不一致で申しわけありません)

現在は

・『脱北航路』の連載

・『白骨街道』の加筆修正、ゲラチェック

・新連載の準備

などを並行して進めています。

積んでいる本はその高さを増す一方ですが、積んでいるBDやDVDもいよいよエライことになって参りました。